コラム

2006年1月

 納税者番号所得申請書 Form W-7  


溜池山王駅の案内板
夫の会社から「米国所得税確定申告における納税者番号の所得に関する件」という題の手紙が送られて来た。その手紙によると米国赴任者には毎年所得税の確定申告が義務ずけられていて、単身赴任者の妻・赴任が翌年以降になる妻に対して2006年4月の米国所得税申告書提出時に、「納税者番号所得申請書(Form W-7)を添付して提出する必要があるそうで、その提出にあたり在日アメリカ大使館にて認証を受けた私のパスポートのコピーを添付する必要があるということだった。
会社への書類の提出は2月だったのだが忘れたら悪いのでさっさと行ってこようと思って赤坂にあるアメリカ大使館へ向かった。
私 アメリカ大使館へ行くの今日が初めてなんですよね。ドキドキ。
溜池山王駅からアメリカ大使館が見える所まで来ると歩道だというのに警官から呼び止められてどこへいくのか問われた。私自身よくわからない用事なので会社から送られた書類を見せて「アメリカ大使館に用事があるのですね。どうぞお通り下さい」って通されたけれど歩道でも用事がない人はアメリカ大使館に近づくことも出来ないのかしらね?マイクで「フード付きのコートを着た女性が行きます」と言われていた。
え?誰に言っているの?とギョっとしたら前方5mほど離れた別の警官に言っているようだった。そしてその警官の前に着いたらまた尋問され、(え?マイクで私が通ることを言われていたじゃないの)「この用件なら列に並ばず、すぐに大使館の中へ入ってください」と言われた。見るとまだあと5m大使館の門から離れているのところから長蛇の列が出来ていた。その列を素通りして門から入ろうとしたらまた門に立っていた警官から「どこに用があるのですか?」と呼び止められたので「あそこに立っている警官から列に並ばずに入っていいと言われました」と言って通してもらった。
やれやれ大使館へ入るのも3人の警官から用件を問われてやっと入れた。門から敷地に入れたと思ったら建物に入ろうとする、また列を発見!
もしかしたらこの列も並ばないで入れるかもしれないと思い係りの女の人に話しかけると案の定私の用事は列に並ばなくていいそうで、そのままサッサと入り口から入れた。

アメリカ大使館
入り口にはセキュリティチェック(飛行場にある金属探知器があり、携帯とカメラはプラスチックのかごに入れられ預かりとなり番号札を渡されて物は出口で返却となった。

Ntarials Federal Benefits(公証・連邦年金)という窓口へ行って認証を受けた私のパスポートのコピーがほしいという話をするとコピーを作成する間に会計へ行ってお金を払っておくように言われた。1枚30ドル(3,450円)を会計で払い、窓口へ戻るとすぐにコピーをもらえた。
近くから写真を撮るのを
はばかられたので少し遠くから撮りました。

認証を受けたパスポートのコピー

私はパスポートの認証のコピーだったのであっけなく用事が10分程で終わったがパスポートやビザを取る人達はこの寒空に長い列を作って中へも入れてもらえず外で立って待っていたのがすごく印象に残った。

大使館前では10人ほど警官が立ち道路の反対側には大きな警察署があるようでたくさんやはり警官が立っていた。家に帰って地図を見ると警察署ではなく国立印刷局だった。警官だらけだったのでジロジロあたりを見回すようなことができる雰囲気ではなく建物の確認などできなかった。

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